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第2回 眠れない/眠くならない(入眠障害)の意外な原因 その1

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ご訪問の皆様、

こんにちは/こんばんは。

 

ミヤタ メディカル

クリニック 院長の

宮田晃史です。

 

今回は寝ようと思っても

眠くならない/眠れない、

いわゆる入眠障害の

意外な原因について

お伝えします。

 

それは、

青色LED光線です。

 

「何それ?」と

思う方も多く

いらっしゃると思います。

 

診療していて

患者さんに質問すると

かなり当てはまる方が

多いのですが、

実際青色LED光線は

入眠障害の原因として

本当に多いのです。

 

青色LED光線が何から

出ているのかというと、

 

「液晶モニター」

 

から出ています。

 

つまり、

・スマホ

・パソコン

・テレビ

・照明(電球)

から出ています。

 

この青色LED光線は、

現代社会に必要な

電化製品を作るための

技術として

とても大切なものです。

 

しかし青色LED光線が

目に入ると、

網膜を経由して松果体に

たどり着き、

それがメラトニンの分泌を

抑えてしまうことが

名古屋大学大学院の

研究で分かっています。

 

メラトニンが減少すると

眠くならなくなり、

入眠障害の原因に

なりかねないわけです。

 

つまり寝る直前まで

電気を明るくつけて、

パソコン/テレビ/スマホを

使っていると、

眠くならないという事に

なります。

 

当方も夜遅くまで

仕事をしていたら

目がさえてしまい、

朝まで仕事したという

経験があります。

 

またメラトニンの作用で、

・副交感神経活性化

・抗酸化(抗炎症)

があります。

 

入眠障害になると、

夜更しの影響により、

・交感神経活性化

・酸化(炎症)

になっていきますので、

悪循環となりかねません。

 

ですので対策は、

・照明を暗くする(消す)

・液晶モニターを見ない

 

という事になります。

 

当院で入院障害に

液晶モニター/照明が

関係している場合は、

最低でも2時間以上前から

照明を暗くしたり、

モニター使用を止めて

もらうようにしています。

 

とある有名な

精神科/心療内科の

先生は重症だと、

夕方17時とアドバイス

しているケースも

ありました。

 

スマホ/PC/テレビの

使う量を減らせという事

ではありません。

 

早起きして使いましょう。

 

当方現在朝7時です。

 

不眠症は

自律神経の乱れです。

 

自律神経の乱れは

万病のもとです。

 

これを知らなくて

睡眠薬出しまくっている

お医者さん、

結構たくさんいます。

 

お薬飲む前にできる事、

色々ありそうです。

 

生活習慣工夫して、

早寝早起き

おすすめします。

 

ためしてダメなら、

受診をおすすめします。